FileInfo変数について
FileInfo変数はファイル操作関連でよく使うのですが、実際に利用するときにどのプロパティがファイルパスか、ファイル名かなど覚えにくいです。
実際にデバッグすればわかりますが、デバッグするのが手間なためよく使うプロパティをメモしておきます。
よく利用するプロパティ一覧
ここでは設定したFileInfo変数名をsampleとし、”C:\work\test.txt”を読み込んでいるとします。
なお、確認はUiPathで行っていますが、VBでも同様に利用できるはずです。
プロパティ | 呼び出される値 | 説明 |
sample | “C:\work\test.txt” | ファイルパスを含めたファイル名が表示されます。 |
sample.DirectoryName | “C:\work” | ファイルが保存されているフォルダパスを呼び出せます。 |
sample.FullName | “C:\work\test.txt” | sampleと同じでファイルパスを含めたファイル名が表示されます。 |
sample.Name | “test.txt” | ファイル名が表示されます。 |
sample.Extension | “.txt” | 拡張子が表示されます。 |
sample.CreatedDate | “02/17/2024 15:55:06” | ファイル作成日が表示されます。 |
その他の利用方法
ファイル名だけを取得する
プロパティにはファイル名だけを取得するといった方法がありません。
そのためLeftなどを使って加工するか、「GetFileNameWithoutExtension」を利用します。
System.IO.Path.GetFileNameWithoutExtension(sample.FullName)
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