VBAを呼び出しとは
UiPathのアクティビティには「VBAを呼び出し」というアクティビティがあります。
使っていくにあたりいくつか詰まりポイントがあるのでメモ書きしておきます。
詰まりポイント:パラメータ
このアクティビティですが、設定がわかりにくいです。
設定例を書いておきます。
対象のブック:VBAを実行する対象のブックを指定します。※Excelファイルを使用の参照名
なお、Excelファイルであればxlsxファイルでも正常に動作します。
コードファイルパス:コードを書いたファイルパスを記載します。
正しくコードを書いていればtxtファイルでも構いません。
エントリメソッド名:コード内のどのメソッドを実行するか書きます。Sub 〇〇としているときの〇〇
出力:エントリメソッドの戻り値があれば書きます。
詰まりポイント: [VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する]
こちらですが、実行を行うとこれをチェックを入れてくださいと表示されます。
どうやらこのアクティビティの作成時の状況が古いようで、メッセージに従うとこのチェックボックスが見つかりません。
([ファイル] > [オプション] > [セキュリティ センター] > [セキュリティ センターの設定] > [マクロの設定] > [VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する] チェック ボックスをオンにします)
上記がメッセージですが、実はセキュリティセンターは最新のOffice365では名称が変わっています。
そのためセキュリティセンターをトラストセンターと読み替える必要があります。
詰まりポイント:上記を設定してもまだ同じメッセージが出てくる
上記を設定してもエラーメッセージが出る場合があります。
この場合の解決策がネットにあまりなく、原因がいくつかあることに気づきました。
原因1:そもそものVBAコードがミスっている
VBAのコードに不備があると上記メッセージが表示される場合があります。
まず一度VBAコードが正常に動くか確認した後にアクティビティでの実行を試してみてください。
原因2:対象のExcelファイルが非表示
Excelファイルが表示されていないとどうやらエラーになるようです。
VBAで操作するExcelファイルがすべて表示された状態での実行を試してみてください。
終わりに
実行にあたり上記の問題に引っかかってしまったため、私用のメモとして残しておきます。
何かの参考になれば嬉しいです。
コメント