【UiPath】属性を取得アクティビティを使う

属性を取得アクティビティとは

UIのいろんな要素を取得できるアクティビティです。
UIの要素を取得するアクティビティには例えば「フルテキストを取得」や「テキストを取得」などもありますが、「属性を取得」は文字だけでなく、例えばチェックボックスにチェックが入っているかといった要素や、リストボックスから選択したものを取得したりといろいろな要素を取得できます。

これでほぼすべての要素を取得できますが、逆にこれでも取得できない場合は、アクティビティを利用する簡単な方法では要素取得が困難になります。
そのような場合は文字認識(OCR)などの利用を検討してみてください。

使い方

例えばヤフーの電車乗り換え案内ページで「年」の部分の属性を取得した例です。
ヤフーの電車乗り換え案内:https://transit.yahoo.co.jp/

オプションの属性の項目を開くと次のような感じで情報を確認できます。

この中から利用したい属性を選択し、変数に保存することで実際に利用することになります。
※注意として利用する変数の型が説明の後に()書きで書いているので、変数の型は合わせる必要があります。

メリットとデメリット

メリット

・UIの認識されできればそのUIのほぼすべての要素を取得できる(文字情報やチェックが入っているかなど)
・他のアクティビティと違い、どのような要素が取得できるか属性の選択時点でレビューできるため選択時にはわかりやすい。※古いバージョンの場合は確認できない場合があります。(2023/10/28時点で最新のバージョン、アクティビティであれば利用できました)

デメリット

・見た目だけでは何を取得しようとしているかぱっと見でわかりにくいため、そのワークフローを別の人が見たときに可読性が多少落ちる。
・UIを選択⇒属性を選択の手間があるので他のアクティビティと違い設定の手間がかかる。

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