あまり注目されない便利系なアクティビティ
UiPathではいろいろな操作がアクティビティで出来ますが、ちょっと悩んでしまうとVBや他のVBAを呼び出しで片づけてしまう場合も多いです。
しかし実はVBやVBAで片づけてしまった処理が実はアクティビティがあり簡単にできてしまう場合があるのでここでは必須ではないですが、地味に便利なアクティビティをいくつか紹介します。
テキストを左右に分割アクティビティ
テキストを左右に分割するアクティビティです。
String形式の文字列を入力し、区切り文字を指定すると最初に見つけた区切り文字を境に左右で分割します。
通常、これを使わない場合はVBの関数などで分割が必要になりますが、わかりにくくなりがちです。
一方でこのアクティビティの場合は見た目で非常にわかりやすく、後から見返したときにもわかりやすいと思います。
ただし、複数回分割が必要になる場合は、ワークフローが長くなってしまうデメリットもあります。
同じような処理を繰り返す場合は別のxamlファイルに抜き出すなどで長くならないように調整しましょう。
似たアクティビティにテキストを分割アクティビティもあります。
テキストを変更アクティビティ
こちらも使わなくてもVBなどで再現できますが、いろいろな機能が詰め込まれており、非常に便利なアクティビティです。
非常に機能が多く、自分も全部は把握できておらず詳しくは公式ページを見てほしいのですが、非常に数多くの機能があります。
一方で機能が多くて何をしているのかあとから見返したときにわかりにくいかもしれません。
VLOOKUPアクティビティ
こちらは別記事でも紹介したアクティビティです。
Excelを使う上で便利なので紹介します。
このアクティビティは特定の列を検索し、検索したいデータを見つけたら、その隣にある情報を取得することができるといったアクティビティです。
このアクティビティのおかげでExcelの検索して処理するといったことが簡単になるのでもし検索処理が必要な場合はぜひ使ってみてください。
弱点としてはExcelのVLOOKUPを利用しているようで、列方向にしか検索ができないみたいです。
そのため行方向に検索をする場合、事前にExcel側で行列を入れ替える必要があります。
終わりに
他にも紹介したいアクティビティはありますが、一気に紹介すると長くなるので一旦ここで切りたいと思います。
また不定期に便利系アクティビティの紹介をしていきますのでよかったらみてください。
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