ICL手術の感想

はじめに

ICL手術を実は受けていて、約1年が経過しました。
1年経って実際どうだったかという感想を書いていきます。
受けたいと思っている人の参考になればと思います。

ICLとは?

ICL手術とは眼内コンタクトレンズのことで、目の中にコンタクトレンズを入れる手術です。
目の中にコンタクトレンズが入るので今後眼鏡や通常のコンタクトレンズが不要になり、非常に快適になります。
また、似た手術としてレーシックがありますが、レーシックは角膜を削って視力を調整するのに対し、ICLはコンタクトを入れる手術であるため、取り出せばもとに戻せます。
※レーシックは削るため戻せない。
その点もメリットになります。ただし、デメリットとして費用が高いという点が挙げられます。

ICLを受けた理由

自分がICLを受けた理由は子供がいるからです。
ICLを受ける前は眼鏡をしていましたが、子供が眼鏡で遊んだり、お風呂に入れるときなど裸眼だと困るような場面が考えられ、通常のコンタクトレンズはあまり使いたくなかったため、いっそのことICLをすることにしました。

ICLを受けるにあたって

事前にいろいろ準備が必要でした。
まず受ける場所ですが、よく調べたほうがよいです。場所によっては値段が安かったりいろいろ特色がありますが、目という大事な部分の手術なため実績がある場所で受診すべきと考え、実績がある病院で受けました。
その代わりに若干費用が高めでしたが、その分安心感が高かったです。

ICL手術まで

ICL手術まではいろいろ準備がありました。
2回ほど検査を行い、まずICLを受けられるか(目の中のサイズなどに依存して受けれない場合あり)などを検査します。
その後受けれることが確定したら、お金を支払い⇒レンズ作成の流れで3か月ほど時間がかかるので余裕を持って準備しましょう。
※レンズに在庫があればすぐ受けれる場合もあります。

また、手術数日前から制限が入ってくるので気を付けましょう。
目薬等を定期的に点眼する必要などがあります。

ICL手術当日

当日はなかなか大変です。
短時間に何度も点眼を行い瞳孔を開いた状態で手術をします。
瞳孔を開くので周りがほとんど見えない状態です。

さらに手術自体は痛くないと聞いていましたが、確かに痛くはないもののなかなかにツライです(笑)

目を開けっ放しにして(強制的に開けられる)特定の向きを見たままになりますが、光があたってまぶしいのと液体(麻酔や除菌?)がずっと目に入ってくる感じでめちゃめちゃ目を閉じたくなります。

医者には目に力入りすぎといわれましたがこの状況で力を入れないというのはなかなかにムズイです。
まぁまぁ疲れましたが自分はすぐ歩けるくらいの状況でした。
一方で自分のあとに受けた人ですが、手術室から出てきた後、椅子で座ってダウンしていました。
人によってはつらすぎてしばらく動けなくなるかもしれません。

ICL手術後

手術日当日は本当に目が見えずぼやけた視界で帰宅することになりますが、2日目からはかなりきれいに見えます。(人によりますが90%くらいの視界はありました)
3日目からは100%の視界でした。
手術後のポイントとしては、

・1日後検査、1週間後検査、1か月後検査など事後検査が多いです。注意しましょう。
・1日最低3回点眼が必要になります(約1か月)
・手術日から2日くらいはまともにお風呂に入れません。
・1週間は外に出るときはゴーグルで汚れが目に入らないようにする必要あり(合併症など防止)
・軽い運動は1週間後くらいから、重い運動は1か月後くらいから

と最初の1か月ほどの制限が多めです。受ける前にここは把握しておきましょう。

実際に受けてみて

手術して何度も検査に行きましたが今のところ異常はなく、しっかり見えているので、受けてよかったとは思っています。
ただしいくつか気になる点として
・普通の視力がいい人と一緒になるため老眼は回避できない
・超至近距離は逆にぼやける
・ハローグレアは発生する
という点は考慮したほうがよいです。

特に超至近距離はぼやけるというのはICLの仕様のようで、ベッドの中でスマホをするといった人は少し不便になるかもしれません。(布団でやらなければいいのですが。逆に布団から出て健康的になるかも?)

ハローグレアは今も発生しているのがわかりますが気にはしていません。
※夜の道を歩くときに光があると光の環が見えたりは今もしています。

いくつか気になる点はありますが総合して受けてよかったと思います。
老眼は避けられないため、受けるなら早めに受けたほうが費用対効果が高いと思います。
受けるのであれば遅くても20代後半には受けることをお勧めします。
是非検討してみてください。

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