Outlookを利用しているときに重い場合の対処について
最初のころは動作が軽かったOutlookが、日に日に重くなるということが起きることがあります。
このような時はダウンロードするメールを減らすことで改善される場合があります。
メールの動作設定について
メールのダウンロード動作にはPOPとIMAPがあります。
POP
POPはメールを1台の端末にダウンロードし、元メールはサーバー上に残りません。
そのため、1台でダウンロード完了してしまうと、その1台ではスムーズにメールを開くことができますが、他端末で見れなくなってしまいます。
IMAP
IMAPはメールを複数の端末にダウンロードする方式です。
都度メールの一覧をサーバーから取得してメール確認することができますが、インターネットにつながっている必要があり、都度ダウンロードするため大量のメールが対象だと動作が重くなってしまいます。
Outlookが重い場合はこちらの方式が原因の可能性が高いです。
Outlookの動作設定
Outlookを開き[ファイル]⇒[アカウントの設定]⇒[アカウント設定]を開きます。
その後、対象のメールアドレスのIMAPアカウントを開き、[メールをオフラインで保存]の設定を任意の期間に設定します。
※重いアカウントの場合はここが無期限になっていてすべてのメールをダウンロードしている可能性があります。
設定後、再起動して速度が改善しているか確認してみてください。
留意点
この設定を行うことでOutlook上に古いメールが保存されない状態になります。
そのため、Outlookの検索機能が機能しなくなる可能性があります。
この点は留意しておく必要があるので注意です。
最後に
Outlookのデフォルト設定では無期限でダウンロードしているようで、そのまま放置していると重くなってしまいます。
そのためOutlook設定を変更して一部メールのみをダウンロードするように設定し、Outlookを軽くしましょう。
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